0002 このHPは小説です

このHPの全ての文章は「小説」です。

MKは「この文章を小説である」と宣言し、その前提で一切を記載しています。

とは言うものの、ある任意の文章を、何をもって小説とするのか、ここで言う小説の定義は何なのか、は必ずしも明確ではありません。書いているMKが小説だ、と主張しているので、小説と位置付けことにします。

このHPは小説で、MKとは作者兼主人公の名前です。

MKは、もの心ついたころから、メモをとり、文章を書き、日記をつけています。

そして、気に入った言葉やフレーズをたくさんメモしています。

そして、ちょっとした時間があるとき、他に何もなくて手持無沙汰のとき、あるいは単にそうしたいとき、このストックを読み返しています。

これまでMKにとって興味のあることは多種多様、たくさん一杯ありましたが、この、「フレーズのストック」は持続してMKの興味を常に惹き続けています。

例えば、「恋に落ちるのに重力は関係ない」というフレーズがあります。

え、これって、面白いの?と思うかもしれません。でも、これを言ったのがアインシュタインで、その上これがマリリン・モンローにむかって言った言葉だ、なんて話につながると魅力的。

でも、実はこれは真偽が定かな話ではない、というかかなり真より偽に近い話なのではないか、と思います。でも面白ければいいじゃん、そう、「魅力の前に真実は無力だ」なんて、口走るのが、MKです。

ついでに悪乗りして、「魔力・魅力・無力・愛力・模力」というようなフレーズを思いついて書きとめます。

ことほど左様に、MKは、思いつくままに、とにかく好き勝手に好き勝手なことを口走っているのが、このHPです。

で、好き勝手なことを好き勝手に口走る方法として、この文章全体を「小説である」と宣言することにしました。

真実かどうか、あるいは事実であるかどうか、で、フレーズの「価値」は変化するのでしょうか? それには、様々な考え方があるでしょう。

しかし、あるフレーズが「魅力的」かどうか、については真偽は関係ない、っていいきるのには問題がある、よって、この文章全体を小説だ、ということにしたいと思います。

魅力のあるフレーズなら、それを伝えることに価値があります。だから、このHPでは、「魅力」を価値基準として、真実かどうか、誰が言ったか、などにはあまり関知せず、ただ、MKにとって魅力があると判断したフレーズを書き散らしています。

これでは学術文章としての責任を回避しているのでは、という指摘をうけそうですが、まさにその通りで、だから、このHPの文章はこの章も含めて全て小説で創作である、と宣言することになりました。

その一方で、真実を書くのに実は小説ほど便利な形式はなくて、例えば言ってはいけない事やしてはいけない事をした、なんて話を伝達しようとしても、形式によっては社会的な非難を一杯受ける可能性がありますが、言ってはいけないセリフもピカレスクロマンの小説の主人公に言わせ、やってはいけない事を小説の悪役にやらせれば、どんなに悪い行いでも言ってはいけないひどい言葉でも記載して書き留めておく事ができる訳で、だから、ノンフィクションよりも、フィクションの方が実はあるかに真実を描いているという可能性もいっぱいあります。

ところで、「オリジナル」とはどういうことでしょうか?

「武士道とは、やせ我慢だ。」と言ったフレーズがあって、MKはこのフレーズを本宮ひろしの漫画で読んで、面白いと思ったし、いかにも本宮ひろしが言いそうなフレーズだ、と思っていたのですが、その後、実は福沢諭吉が同じセリフを言っている記載に巡り合いました。

時系列で考えると、福沢諭吉がオリジナル、なのでしょう。

また、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、野村監督のフレーズだと思っている人が多いけど、実は野村監督のオリジナルではなく、江戸時代の剣道家の言葉である、とか、後になって気づいたこともたくさんあって、その「時系列」にももう拘泥しないことにしました。

MKは、以前出版した本の中で、電通の鬼10則を恋愛におきかえてつくった10則を書いて、MKはこれを思いついたのが自分なので、MKのオリジナルと考えていたのですが、ネットでしらべてみたら、同じ事を思いついていた人が複数存在していたことを後で知りました。

自分で思いつたとしても、それ以前に誰かが思いついてしかも発表・公開していたとしたら、それは「オリジナル」ではないのでしょうか。これをなんて呼ぶのかな? よくわかりませんが、例え自分の創作、自分が思いついたフレーズではあっても、発表が時系列に最初ではない場合は、「オリジナル」とは言えないかもしれません。

例えば、本当に自分が思いつき、このHPで発表しているフレーズだとしても、自分以外の誰かも同じフレーズを思いついていて、しかもどこかに発表している可能性もありますし、自分がどこかで読んだ知ったフレーズで、その出典がわからない場合もありますが、その分類に工数を割くのは諦念しました。その結果この文章は小説、ということをここで宣言しておきます。

なにしろ小説なので、どんなことを書いても、「創作です」

このHPは、全て創造された主人公MK、が言っている内容で、あくまで小説、というスタンスで全ては記載されています。

「私には全く誠意がありません。」と最初に断るだけの誠意を見せている」

ちなみにこれも、小説内の1フレーズです。

東京遊学四季研究会 by 三冨 圭

遊学四季法の一般公開 ビジョン短歌Bとイデアフレーズのメソッドを一般公開しています